日別アーカイブ: 2014年5月20日

原価がものすごく安い物を10倍の値段で売る。

単価のものすごく安いモノを高く売ると在庫のリスクを回避することができます。

阿漕(あこぎ)な商売と思われるかもしれませんが、ネットショップ運営には利益が必要です。

在庫がすべて完売できれば良いですが、どうしても売れ残りとか発生してしまいます。

売れ残りは会計処理で、廃棄(特別損失)にするかバッタ屋と呼ばれる余剰在庫買取店に売ります。バッタ屋の買い取り価格は定価の2~3%程度です。もうタダ同然で引き渡すわけです。

原価100円の物を10個仕入れて、1個1000円で販売できれば1個売れれば残り9個が売れ残ってもプラスマイナスゼロで在庫リスクは無くなります。もちろん販売には諸経費がかかりますので、1個だけ売れても赤字になるのは明らかなのですが、理屈から言えばこれでOKです。

人気商品であっても利益率の低いモノを取扱いするには、どうしても在庫の売れ残りリスクがついてまわります。利益率が薄いので1個でも売れ残ると今までの利益が吹き飛ぶこともあります。

値段だけで選ばない。

ショップ運営にできるだけコストはかけたくないものです。

しかし値段だけで選ぶと、とんでもないことになります。特に独自ドメインを取ってネットショップを運営する場合のドメイン名。
古くは.comや.netなどがありますが日本で日本人相手に商売をするならば.jpや.co.jp、.ne.jpを使いましょう。

間違っても.bizや.infoは使わないように。これはスパムメールを送信してくるサイトや胡散臭い情報商材などを扱うサイトが好んで使うドメイン名です。ドメイン名でお客様に逃げられないようにしたいものです。

レンタルサーバーの価格も安いモノから高いモノまでピンキリです。サーバーは安定稼働が第一ですが、安定稼働を売り物にしていたサーバー会社がサーバーを初期化してしまうという単純ミスをすることもあるので、サーバー会社の選択は悩みます。

お客様は、予約受付中という言葉に弱い。

ネットショップの「あるある話」です。

在庫のある時は売れない。在庫が切れると在庫確認の問合せが入る。不思議なものです。予約受付中というと言葉に反応してしまうのでしょうか。

予約販売という方法もネットショップを運営していくうえで有効な手段だと思います。

在庫を予測見込み数で発注する必要がなく、予約の数だけ注文すればよいので在庫を持つリスクがなくなります。

アクセス解析の勧め。

ネットショップのアクセス解析は必須です。

ひとつはヤル気をだすためのモチベーションの維持です。訪れていただけるお客様の数が目に見えるとショップ運営にも張り合いが出ます。

高額商品のご注文の際に、カード詐欺被害の防止にも役立ちます。ご注文の時間とアクセスログを照らし合わせて怪しい事がないか精査します。一番簡単なのは直接電話して確かめることです。

エニスルも過去に数回、カード詐欺被害未遂に遭いました。ご注文の時間帯とアクセスログを見比べると「使用言語:中国語」のアクセスが多数。
電話してみると通じません。不通の電話ではなく存在しない電話番号でした。別のケースでは全く関係のない会社の電話番号を記載している場合や、FAX番号を記載している場合がありました。しかも潰れている会社のものです。

アクセス解析を提供するサービスもいろいろありますが、ここでは「忍者ツールズの有料版」と「Googleアナリティクス」を紹介しています。

売上の底上げ。

売上高をアップさせるには、販売チャンネルを増やす、客単価を上げるなどのほかに取扱い商品を増やす方法があります。

取扱商品を増やす方法はよく行われます。しかしあまりにも本業と関連のない商品を増やすと、いったい何屋なのかわからないショップになってしまいます。

ネットショップの中には雑貨品、家電品、日用品などあらゆるジャンルを扱っているショップがありますが、お店の特色がなくかえって目立たないだけです。雑貨品を扱っているお店で高級品の贈り物を購入しようとは思わないものです。

取扱商品を増やす方法も工夫が必要です。全くの新ブランドを取り扱う方法もありますが、それよりも既存ブランドの目立たない商品を扱う方がよい場合があります。

メーカー品で目立たない(売れていない)のは、単に販売方法だけの問題であることが多いです。そういったものを取り扱うと商品の品揃えに賑わいがでます。大手メーカーの商品であれば、需要調査や製品設計もきっちりやっているはずですから安心です。

ファミレスなどの居抜き店舗を選んで出店するステーキ屋さんがありますが、それも需要調査とかの手間を省いて迅速に出店する方法です。ファミレスの店舗だったところはすでに近隣の需要調査を行って出店したはずですから。

間違えました!人にはミスはつきもの。

仕事での間違いは誰にでもあります。それを再び起こさないようにするのが再発防止策です。

ミスや間違いが発生したときに謝罪の言葉はともかく、多くの場面で登場するのが「再発防止の徹底」とかいう言葉。

それって心意気の話です。どうしたら再発防止できるのか説明しないと意味はありません。

取引先でもちょくちょく間違いをされて、その都度でてくる言葉が「今後は気を付けます」という言葉。それは心意気ですって。

間違いやミスが発生した時でも、本人は気を付けていたはずなんです。でも間違いやミスが起きました。

再発防止の対策はシステムを変えることです。 システムといってもコンピュータシステムのことばかりではなく、やり方を変えることです。

それができてはじめて再発防止策になります。

知らないうちに敵を作らない。

自分では悪気はなくても人を不快にさせる行為があります。

例えば、交差点でのウインカーを出すタイミングなどがそれです。青信号になったら突然前の車が右折のウインカーを出して停止状態。

「曲がるならもっと早くからウインカーを出せよ」って思いませんか。前の車は全くの赤の他人なのに憎悪の気持ちが湧いてきます。

このようなつまらないようなことでも敵を作ることがあります。敵を作るもっとも簡単な方法は、相手に教えないことです。

自分でも気づいていない間に、敵を作っていることがあります。気を付けたいものです。

セールス電話を断る方法。

仕事中にかかってくる営業電話。迷惑ですよね。ネットショップをやっているとかかってくるのがSEO屋さんと、ショッピングモールに出店しませんか?という電話が多いです。電話と同じくらいに同様のFAXもきます。 そのほかは投資マンションとか。

大阪06の電話番号だと、たいていろくな電話でないことがおおいです。

人は関心をもっていないことにお金を払いません。一方的に業者側の説明をされても迷惑なだけです。

説明を延々と聞いていたのでは仕事になりません。客商売だから断り方にも一工夫が必要です。