昨日6月26日のテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」を見ておりましたら、世界長者番付で有名な雑誌「フォーブス」が日本で再創刊する話題が取り上げられていました。
フォーブスといったら富裕層向けの雑誌です。 ハッキリ言って庶民には関係のない雑誌です。 それだけ読者層が絞り込まれているコアな雑誌と言えます。
フォーブスに広告を出すことは、ズバリ富裕層向けの商品やサービスに限定されると言っていいでしょう。 富裕層の興味は投資にしかありません。 あと付け加えるなら健康管理くらいでしょうか。 読者層も中高年です。 再び紙媒体での創刊ですから”歩きスマホ”をしている層は、顧客対象から外れます。
インターネット広告は誰が見ているか分かりません。 ”歩きスマホ”の層はLINEやゲームで広告なんか見向きもしないでしょう。 そうするとインターネット広告はパソコンで見ている人が多いのかもしれません。 自宅のパソコンではなく会社のパソコンでしょうね。 だから「ワッ!私の年収低すぎ」の広告が掲載されるのでしょう。
インターネット広告があまり見られないのは、わたくし渡辺もインターネット広告を出しておりましたので、感覚的に理解しております。 リスティング広告よりも、検索結果からの流入の方が多かったです。 Googleの検索結果1ページ目に表示されるのであれば、インターネット広告は意味がないです。 それもわたくし渡辺は経験済みです。
どうしても顧客層をいっきに広げたい場合では、やはりマスメディアの広告でしょう。 ニュースアプリの「グノシー」がテレビコマーシャルに約20億円を使ってダウンロード数を200万から倍の400万にしたそうです。 ニュースアプリの需要がそんなにもあるとは思えないし、おそらく広告収入が収益の源泉になると思うのでインターネット広告を見てもらわないと「グノシー」もこの先、大変だと言えます。
ダウンロードしただけで、結局つまらないという結論になってすぐに削除されているかもしれません。 アプリのダウンロード数は分かっても、削除されたかどうかは分からないと思います。 削除されないまでも、ダウンロード直後に一度しか開かないアプリって結構あると思います。
顧客のターゲット層を決めている商品、サービスであればそれに適合した広告媒体を使わないと意味がないです。 ニュースアプリのマスメディア広告も、わたくし渡辺から言えば”無い”ですね。