毎日のようにGoogleさんのお世話になっている、わたくし渡辺です。
通常使う検索サイトはGoogleを利用しておりますが、エニスル・オンラインショップのアクセスログなどを見ると他の検索サイト経由で来られるお客様がチラホラいらっしゃいます。
今回、話題にしたいのは検索サイトで”広告”と検索結果の境界があいまいなサイトがあるという点です。 ズバリ、「楽天ウェブ検索」です。 検索サイトに広告を表示するのは運営上必要不可欠だとは思います。 しかし広告と検索結果の境界が分かり辛いサイトはいかがなものかと思います。 Googleのサイトであれば広告は「広告」と堂々と文言をつけて掲載しています。 ヤフーでは広告の部分と検索結果の部分では背景の色が若干違います。 これも微妙な色の違いなのでグレーゾーンギリギリと言ったところでしょうか。 でも広告と検索結果をしっかりと区別して表示しています。 エキサイトの検索サイトでも広告と検索結果は横棒を入れてハッキリわかるかたちで表現しております。
「楽天ウェブ検索」は違います。 明らかに広告を踏ませるような体裁のサイトの作り方です。 以前、「楽天ウェブ検索」は広告部分と検索結果部分の背景の色をほんの少しだけ変えていました。 本当にほんの少しです。 液晶画面を傾けて斜めに見ないと色の違いがわからないほど微妙な色合いの背景で、広告と検索結果の区別がほとんどつかないサイトでした。 今は背景の色を変えるのは止めたようですが、相変わらず広告と検索結果の区切りが分かり辛い作り方です。
「楽天ウェブ検索」を利用して検索している人は、十中八九、トップに表示される広告をクリックするでしょう。 クリック型の広告ですからクリックされればされるほど、楽天に収益が入ります。 このような誤認を招くようなサイトの作り方は上場企業としていかがなものでしょうか? 広告を出している企業は、本当に興味を持ってくれた人にクリックしていただくために、クリック型の広告を出しているはずです。 検索結果と広告を誤認してクリックされたのでは堪りません。 姑息な手段でクリックさせて収益を上げる体質は未来永劫変わらないでしょう。