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お前いつも電話をとるな。暇なのか?

電話シリーズが続きます。

わたくし渡辺は、新入社員時代に電話を取りまくりました。社内に電話を取る達人レベルの女子社員が何人もいたので、空振りしてしまうことも多かったです。 

当時の会社の電話はベルが鳴る前に外線のランプが先に点灯するのですが、その段階ですでに電話をとる人たちです。まったくもって驚きです。 もちろん、女子社員は事務仕事をしながら電話をとっているので、いつも臨戦態勢で電話の外線ランプを監視しているのでしょう。

電話をとる機会が多いと、自然と見ず知らずの電話の相手とも親しくなれます。 最初にいいことがあったのは、浜松営業所のO所長と親しくなれて、営業所へ呼んでいただき鰻をごちそうになりました。 そのとき後々、いろいろとお世話になる浜松営業所のSさんと初めて対面しました。 長い付き合いになるきっかけがこれでした。 どんなことでもチャンスに繋がります。

見ず知らずの人でも電話での接触時間が長いと親しくなれます。 ネットショップでも滞在時間が長いと購入に繋がる場合があります。
思わずショップの内容を読んでしまうようなネットショップであれば、繁盛するでしょう。 ここでは偶然見つけた名刺屋さんを紹介しております。 名刺屋さんと言っても名刺印刷が専業ではなく、デザイナーさんですね。 はたらく名刺というホームページを思わず全部読んでしまいました。 ご商売がお上手だと感心いたしました。

【はたらく名刺/美写紋堂】様ホームページはこちら

電話を取らないバカ。

わたくし渡辺は、基本的に新入社員がお客様の電話を取ることは反対の考えです。 電話はお客様とのファーストコンタクトです。商品知識も接客も十分に理解していない新入社員に任せるには無理があります。 経験を積ませるつもりで新入社員に電話をとらせるのでしょうが、お客様はそんなに暇ではありません。 ここを誤解している企業が多すぎです。

毎年、春になると新入社員が電話に出るので、仕事の話が前に進みません。 結局、伝言ゲームみたいな対応につき合わされてしまいます。

わたくし渡辺も、新入社員時代は諸先輩方からの命令で電話を取りまくりました。 もっとも他にやる仕事がなかったということもありますが、電話でしか話したことがない相手と非常に親しくなったりできました。

大学を卒業して最初に入った会社では、女子社員がものすごく優秀で電話を1コールで取るひとたちばかりでした。会社というのはこんなにレベルが高いものか?と不安になりましたが、男性社員の仕事ぶりをみてその落差に驚いたものです。女子社員が優秀すぎ。

目の前の電話が鳴っていても出ない先輩を多く見てきました。なぜでないのか?プライドが高すぎてでないのか?わたしにはわかりませんでした。今でも目の前の電話が鳴っていても電話に出ない人の神経がわかりません。

電話で話すだけでも接触時間が長いと親しくなれることは、ネットショップの運営にも役立ちます。 ショップの説明を隅々まで熟読していただけるお客様であれば、必ずそのショップの顧客になっていただけると思います。

お客様が電話を掛けやすくなる方法。

お客様からのお問合せの電話をいただき易くする言葉があります。

見ず知らずのところへ電話をするのは勇気が必要なものです。 「切り出しの言葉は何にしようか?」とか、お客様は迷われています。

そんなときに、「チラシを見ました!とお電話ください」とか「ホームページを見ました!とお電話ください」って感じに、お客様が電話し易い環境をこちらから提供することは効果があります。

誰でも知らないところへ電話するのはためらうものです。チョットした心配りが営業に結びつきます。