カテゴリー別アーカイブ: ショップ運営

ショップの運営に関すること

モノは言いよう。無料特典という言葉を止める。

通販ではつきものの”無料特典品”。「〇〇を無料でお付けします。」だけでは、お客様へ特典品の価値が伝わりません。

具体的な価値を示す必要があります。 エニスルでもスキャナの在庫が切れたときに予約販売します。

その際、予約販売していただけたお客様には「スキャナガラス用クロス(1080円相当品)をご予約特典としてお付けいたします。」と告知しております。

単にスキャナガラス用クロスをプレゼントでは価値は伝わりにくいと思います。

値段を安く売る場合は安さの秘密の裏付けが必要。

通信販売の得意技となってしまった”わけあり品”。 なんでもかんでも”わけあり品”で低価格で販売しています。

それと同じくアウトレットモールでの販売も似たようなものです。 本来、アウトレットになるものは不揃い品、キズモノ、過剰在庫品などですが、本店よりも大きなアウトレットモールの棚を埋めるだけのキズモノ商品が発生するのでしょうか。

アウトレットモール専用に企画開発された商品を販売しているのが大半だと思います。 つまり最初から安物ってことです。 アウトレットでもなんでもありません。

このような売り方をするとお客様の信用を無くすと思うのですが、アウトレットモールの繁盛ぶりは目を見張るばかりです。

言い方を変える。買うという言葉ではなく投資するという言葉に置き換える。

言い方を変えるだけで受け取り側の印象はずいぶんと変わります。

買うも投資するも同じ行動なのですが、買う=消費する、投資=利益を得るように感じます。

あまりいい例ではありませんが、投資型マンションなんか典型的ですよね。 投資といっても単に安物のワンルームマンションを販売しているにすぎないのですが、「ワンルームマンションを買いませんか?」と言うよりも、売りやすいと思います。

「自分へのご褒美」も自分自身に消費を納得させる言葉ですよね。 そのご褒美とは必需品でないものがほとんどです。

お客様の声もほどほどに。ホームページが胡散臭く見える。

”お客様の声”をホームページに掲載しているところがあります。 アンケートはがきのようなものを撮影した写真の直筆の筆跡がほとんど同じ場合や、文章の作り方というか伝わってくる雰囲気が同一の場合があります。 捏造だとは言い切れませんが胡散臭いです。

もっとも胡散臭いのが”お客様の顔写真”の掲載です。 商品を購入したお客様にどのようにお願いして入手した写真なのでしょうか。 一般論としてそのようなお願いはできないと思います。 わたくし渡辺は、商品ページに”お客様の顔写真”が掲載しているところは一切信用しておりません。

商品レビューでも”お客様の声”と同じく、ショップ側にとっては諸刃の剣です。とくに商品レビューの場合はテキスト文章で掲載されるので筆跡鑑定もできません。 商品レビューを書くと粗品をプレゼントしているショップもありますが、レビューの”おねだり”は、はたして行ってよいものなのか微妙です。 インターネットオークションのショップが出品している商品を落札した人のレビューにも怪しいものを見かけることがあります。

ネットショップは広く浅くではなく、狭く深く。

実はワカサギ釣りはやったことが一度もありません。 小学生以来、釣りには行っていないです。 当時はヘラブナ釣りが盛んで、週刊少年マガジンに「釣りキチ三平」が連載されていたこともあり子どもの間でも釣りが流行っていました。

ネットショップは狭く深くを目指してショップ作りをすべきですが、問題なのはどこにワカサギ釣りの穴を開けるかです。

ネットショップといえども一度開設すると簡単に方向転換をすることは難しいです。 在庫を持って商売する場合、在庫を抱え込んでしまう危険があります。

動画の中で紹介している中古自転車、リヤカーの修理部品販売店さんは40年以上商売を続けているので「ない部品は無い」というくらい豊富な在庫をお持ちのようです。 子どもの頃よく見かけた運搬用の自転車が175,000円で販売されていることには驚きでした。

自転車も中国からの輸入品がほとんどを占めるようになってしまい、昔の実用自転車は見なくなりましたが、まだまだ需要はあるようです。

ブログで集客。無料のブログも選ぶ必要があります。FC2はダメ。

まず最初に結論から。無料ブログサービスを使うのは止めましょう。すくなくとも商売でブログを始めるのであれば独自ドメインを取って、WordPress(ワードプレス)を使いましょう。

無料ブログサービスを使って集客する方法も有りですが、FC2は無いです。FC2さんに遺恨は全くありませんが、FC2さんのビジネスの一部に不適切なものがあり、FC2ブログでの集客はありえません。あくまで私、渡辺の見解です。

FC2さんはアダルト動画のコンテンツで商売をされていらっしゃいます。一般の企業ではFC2へのアクセスを制限しているところがあります。

またFC2さんのビジネスの内容を知っている人が、FC2の無料ブログで企業の集客用ブログを開設している会社をどのような目でみるか、おおよそ見当がつくと思います。

わたくし渡辺から見ればアメブロも無いですね。アメブロは芸能人が有償で記事を書いているブログで有名なだけで、一般人がアメブロでブログを書いても検索エンジンにさえ引っかからないと思います。

ビデオを使った商品説明は説得力がある。

Youtubeが人気です。製品レビュー動画や、商品の開封動画など人気があります。

エニスルでもYoutubeがこれほどまでに人気が出る以前に、商品の動画を撮影してアップしていました。

通信販売で商品を売るため、お客様が手に取って商品を確認することができないので動画で紹介する方法を考えました。

わたくしエニスル 渡辺はYoutubeの製品レビュー動画の先駆けです。

製品レビューの動画で困るのがナレーションです。これも今ではテキストを読み上げてくれるソフトウェアで解決します。

ボイスロイドプラス 結月ゆかりのソフトウェアも以前の動画で紹介いたしました。オッサンの声よりも女の子の声でナレーションする方が印象がいいです。

スキャナの動作だけを撮影したナレーションなしの間抜けな動画を公開している販売店もありますが、少しは頭を使いたいものです。

消費者はその道の専門家から買いたいとおもっている。

百貨店が苦境の時代です。百貨店の”のれん”の価値が低くなったというよりも、欲しいモノが明確になっただけだと思います。

欲しいモノは百貨店では売っていなくて、専門店しか売っていないものが多いです。また顧客も専門店で買うことを望んでいます。

ブランド物を販売しているショップでも、百貨店のテナントとして入るより独自に路面店を出すのはそのためでしょう。

ネットショップは狭く深い品揃えが望まれる専門性の高い業態です。

クレジットカードの不正使用はショップ側の責任。

エニスルでもクレジットカード詐欺被害未遂に遭っています。幸いなことに商品を送った送料だけの損で済みました。

クレジットカード詐欺はショップ側がすべて危険負担をします。クレジットカードの本来の持ち主や、クレジットカード会社は損失を補填してくれません。

カード詐欺被害に遭わないためにも、自衛する手段を日頃から心掛けていたいものです。

商品数が少なくても勝つ方法。

ネットショップに限らずリアル店舗でも頭を悩ますのが在庫の問題です。 仕入れの資金も必要ですし、なにより在庫を保管するスペースを確保することが必要になってきます。いわゆる倉庫ですね。

経営が順調にいっているときは、倉庫の家賃分は難なく支払えるのですが、いったん売れ行きが悪くなると苦しくなるのが倉庫に使う家賃。

できるだけ商品点数を絞って商売する方法もあります。 売れ筋商品ばかりを集めるのではなく、平均点以上の商品を持つだけでいいです。

他の商品は平均点程度で十分です。それだけで平均点以上の商品は目立ちます。