原価がものすごく安い物を10倍の値段で売る。

単価のものすごく安いモノを高く売ると在庫のリスクを回避することができます。

阿漕(あこぎ)な商売と思われるかもしれませんが、ネットショップ運営には利益が必要です。

在庫がすべて完売できれば良いですが、どうしても売れ残りとか発生してしまいます。

売れ残りは会計処理で、廃棄(特別損失)にするかバッタ屋と呼ばれる余剰在庫買取店に売ります。バッタ屋の買い取り価格は定価の2~3%程度です。もうタダ同然で引き渡すわけです。

原価100円の物を10個仕入れて、1個1000円で販売できれば1個売れれば残り9個が売れ残ってもプラスマイナスゼロで在庫リスクは無くなります。もちろん販売には諸経費がかかりますので、1個だけ売れても赤字になるのは明らかなのですが、理屈から言えばこれでOKです。

人気商品であっても利益率の低いモノを取扱いするには、どうしても在庫の売れ残りリスクがついてまわります。利益率が薄いので1個でも売れ残ると今までの利益が吹き飛ぶこともあります。


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