月別アーカイブ: 2014年6月

大企業がやらない商売をやる。粗利50%で1万円の商品を平日に4個売ればいい。

一日に4個販売できれば商売は成り立ちます。 できることならば粗利1000万円を目指したいですね。

一個1万円の商品を考えてみたところ、思い浮かんだのが”手の届く贅沢品”というやつです。 動画では”爪切り”を取り上げました。

爪切りに1万円を出すことは贅沢ですよね。 わたしは大昔に家電量販店の栄電社でもらった爪切りを使っています。 栄電社は今のエイデンです。

バッグとかだと数万、数十万、中には百万を超えるものまであります。 ネットショップという立場で考えてみると、専門性を活かした商品を品揃えして購入していただくのが成功しやすいと思います。 バッグ専門店よりも爪切り専門店の方がネットショップとしてはシックリ来るものがあります。

ネットショップは広く浅くではなく、狭く深く。

実はワカサギ釣りはやったことが一度もありません。 小学生以来、釣りには行っていないです。 当時はヘラブナ釣りが盛んで、週刊少年マガジンに「釣りキチ三平」が連載されていたこともあり子どもの間でも釣りが流行っていました。

ネットショップは狭く深くを目指してショップ作りをすべきですが、問題なのはどこにワカサギ釣りの穴を開けるかです。

ネットショップといえども一度開設すると簡単に方向転換をすることは難しいです。 在庫を持って商売する場合、在庫を抱え込んでしまう危険があります。

動画の中で紹介している中古自転車、リヤカーの修理部品販売店さんは40年以上商売を続けているので「ない部品は無い」というくらい豊富な在庫をお持ちのようです。 子どもの頃よく見かけた運搬用の自転車が175,000円で販売されていることには驚きでした。

自転車も中国からの輸入品がほとんどを占めるようになってしまい、昔の実用自転車は見なくなりましたが、まだまだ需要はあるようです。

BBクリーム2000円を1個づつではなく付属品も加えて10000円で売る。

化粧品には疎いもので、全然詳しくないです。 男性用化粧品は使わない派なので整髪剤を含めて全く買わないです。

冬のシーズンの時だけ肌荒れ防止のためにクリームを買うくらいですね。 ニベアfor Menシリーズを買っています。

昔、勤めていた会社でグァムへ慰安旅行に行ったとき、若い子が日焼けして帰国後肌がボロボロになり、すぐに皮膚科へ行ったのですが翌日にはもう肌が治っていて驚いたものです。 この時の治療用のクリームがBBクリームだったかもしれません。

BBクリームは値段を調べてみて案外お手頃な価格帯で販売されていることを知りました。 一時期ラジオなどで盛んに広告宣伝してたので、もっと高価なものかと思い込んでいました。

単価の安い商品でも、関連製品を一緒に販売することで合計売上高を増やすことができます。

Amazonの買い物ページで唯一、よく出来ているなと思える点が関連商品を含めてカートに入れるボタンです。 少し前までAmazonは送料が無料だったのですが、最近では少額な買い物では別途運賃が発生する仕様に変更になりました。

実際問題、100円とか200円のモノを買われて運賃タダで出荷したら大赤字になります。 わたしもタブレット端末用保護フィルムを購入したときに確か280円くらいで送料無料でしたが、次回、その商品を見たら”合わせ買い”商品に指定されていました。

結局、せっかく買った保護フィルムなのですが貼るときに失敗して、それ以降、タブレット端末には保護フィルムを貼らない派になってしまいました。

お前いつも電話をとるな。暇なのか?

電話シリーズが続きます。

わたくし渡辺は、新入社員時代に電話を取りまくりました。社内に電話を取る達人レベルの女子社員が何人もいたので、空振りしてしまうことも多かったです。 

当時の会社の電話はベルが鳴る前に外線のランプが先に点灯するのですが、その段階ですでに電話をとる人たちです。まったくもって驚きです。 もちろん、女子社員は事務仕事をしながら電話をとっているので、いつも臨戦態勢で電話の外線ランプを監視しているのでしょう。

電話をとる機会が多いと、自然と見ず知らずの電話の相手とも親しくなれます。 最初にいいことがあったのは、浜松営業所のO所長と親しくなれて、営業所へ呼んでいただき鰻をごちそうになりました。 そのとき後々、いろいろとお世話になる浜松営業所のSさんと初めて対面しました。 長い付き合いになるきっかけがこれでした。 どんなことでもチャンスに繋がります。

見ず知らずの人でも電話での接触時間が長いと親しくなれます。 ネットショップでも滞在時間が長いと購入に繋がる場合があります。
思わずショップの内容を読んでしまうようなネットショップであれば、繁盛するでしょう。 ここでは偶然見つけた名刺屋さんを紹介しております。 名刺屋さんと言っても名刺印刷が専業ではなく、デザイナーさんですね。 はたらく名刺というホームページを思わず全部読んでしまいました。 ご商売がお上手だと感心いたしました。

【はたらく名刺/美写紋堂】様ホームページはこちら

電話を取らないバカ。

わたくし渡辺は、基本的に新入社員がお客様の電話を取ることは反対の考えです。 電話はお客様とのファーストコンタクトです。商品知識も接客も十分に理解していない新入社員に任せるには無理があります。 経験を積ませるつもりで新入社員に電話をとらせるのでしょうが、お客様はそんなに暇ではありません。 ここを誤解している企業が多すぎです。

毎年、春になると新入社員が電話に出るので、仕事の話が前に進みません。 結局、伝言ゲームみたいな対応につき合わされてしまいます。

わたくし渡辺も、新入社員時代は諸先輩方からの命令で電話を取りまくりました。 もっとも他にやる仕事がなかったということもありますが、電話でしか話したことがない相手と非常に親しくなったりできました。

大学を卒業して最初に入った会社では、女子社員がものすごく優秀で電話を1コールで取るひとたちばかりでした。会社というのはこんなにレベルが高いものか?と不安になりましたが、男性社員の仕事ぶりをみてその落差に驚いたものです。女子社員が優秀すぎ。

目の前の電話が鳴っていても出ない先輩を多く見てきました。なぜでないのか?プライドが高すぎてでないのか?わたしにはわかりませんでした。今でも目の前の電話が鳴っていても電話に出ない人の神経がわかりません。

電話で話すだけでも接触時間が長いと親しくなれることは、ネットショップの運営にも役立ちます。 ショップの説明を隅々まで熟読していただけるお客様であれば、必ずそのショップの顧客になっていただけると思います。

ほとんどの商品は、それまで売れていた商品の改良版。

画期的な新商品というものに期待していませんか? すごい新製品があれば売り上げがグングン伸びると思ってしまいます。

しかし画期的な新商品などは滅多なことでは世に出ません。わたしも動画を作る際に新製品といえるものを考えてみましたが、グーグルグラスとセグウェイくらいしか思い浮かばなかったです。

新商品、新製品のほとんどは旧製品の改良版ですよね。自動車でもガソリン自動車にモーターを付けたらハイブリッド車になるようなものです。フィルムカメラ時代からの一眼レフにCCDを取り付けたらデジタル一眼レフの出来上がりです。

昔から販売されているものを少しだけ改良することで、ものすごく目新しい商品に映ることがあります。世の中、そんな製品ばっかりです。

醤油も入れ物を変えれば新鮮に映るし、液体を粉末にすれば新たな用途が広がるし、容器を工夫すればテレビで取り上げてもらえる商品になります。

人にプレゼントするのにユニクロ、楽天はありえない。

ユニクロの服を愛用しております渡辺です。安いし品質もそこそこ良いのでお買い得だとおもいます。チョット、色落ちが早いかな?って感じます。ユニクロさんの更なる品質改善に期待したいところです。

楽天もよく利用させていただいております。主にリネンサプライ品の購入が多いですね。リネンサプライ品なんて言うとカッコいいですが、早い話がベッドのシーツです。ものは言い様です。

この飛ぶ鳥を落とす勢いのあるユニクロさんと楽天さんですが、贈答品をこちらのお店で買おうとは思いません。恐らく貰っても嬉しくない。

わたしがユニクロの製品を誕生日プレゼントなどで貰ったら、まぁ、一応の感謝はしますが贈り主のセンスを疑いますね。同じことが楽天にも言えます。個人で使うものであれば楽天での購入は”有り”でしょうが、贈答品を楽天で選ぶことはないですね。贈答品なら、百貨店のオンラインショップを使うと思います。いや、間違いなく百貨店で買います。微妙なところはAmazonです。ギフトラッピングなんか選択できるような仕様ですが、Amazonで買って喜んでもらえるか?ギリギリのところですね。

昔、甥っ子姪っ子に電子辞書をAmazonから直送でプレゼントしたことがあります。今思えば、うぅーーーーんーーーー。やっぱりAmazonも選ばないかな。

ユニクロと楽天に共通するのは、贈答品に使えるブランドでは無いということです。未来永劫そのようなブランドにはならないと思います。

軽自動車の値付けはおかしくないでしょうか?

軽自動車が売れています。昨年2013年度では、販売台数ランキングのベスト10のうち6車種が軽自動車でした。
以前より軽自動車の値付けはおかしくないか?と思っております。

【2013年の一年間に販売された自動車の、車種別新車販売台数のランキングトップ10(商用車除外)】
(出典:日本自動車販売協会連合会、及び全国軽自動車協会連合会)
順位 車名 メーカー タイプ 年間販売台数
1 アクア トヨタ コンパクト 262,367
2 プリウス トヨタ ハッチバック 253,711
3 NBOX ホンダ 軽自動車 234,994
4 ムーヴ ダイハツ 軽自動車 205,333
5 ワゴンR スズキ 軽自動車 186,090
6 フィット ホンダ コンパクト 181,414
7 ミラ ダイハツ 軽自動車 157,276
8 ノート 日産 コンパクト 147,634
9 タント ダイハツ 軽自動車 144,629
10 アルト スズキ 軽自動車 111,361

軽自動車の排気量が658ccだから
ホンダのNBOXの販売価格の中間値が164万円(排気量1ccあたり2492円)
ダイハツ ムーブの販売価格の中間値が133万円(排気量1ccあたり2021円)
スズキ ワゴンRの販売価格の中間値が131万円(排気量1ccあたり1990円)
ダイハツ ミラの販売価格の中間値が95万円(排気量1ccあたり1443円)
ダイハツ タントの販売価格の中間値が145万円(排気量1ccあたり2203円)
スズキ アルトの販売価格の中間値が97万円(排気量1ccあたり1474円)

高級車の価格を排気量で割ってみました。
BMW  320i スマート・クルーズ_RHD(AT_2.0)  477万円(排気量1ccあたり2387円)
BENZ C180_RHD(AT_1.8)  410万円(排気量1ccあたり2284円)
Audi 2.0 TFSI_RHD(CVT_2.0)  453万円(排気量1ccあたり2283円)
レクサス 300h(CVT_2.5)  493万円(排気量1ccあたり1977円)
トヨタクラウン ハイブリッド アスリート(CVT_2.5)  421万円(排気量1ccあたり1688円)
日産フーガ 250GT Aパッケージ(AT_2.5)  410万円(排気量1ccあたり1643円)

軽自動車は本当に割安なのでしょうか?排気量1ccあたりの価格が高級外車よりもホンダのNBOXの方が高いです。
子どもを保育園に送っていくのにBMWは贅沢だけど、ホンダNBOXならばエコで安いは嘘だと言えます。
輸入車よりも排気量あたり単価の高い軽自動車を選ぶという事は「維持費が安くて税金も安い」という幻想に騙されているのではないでしょうか?
排気量あたりの価格でみるとトヨタクラウンに乗ってる人の方がスズキワゴンRよりもお得感があります。
今の日本は軽自動車が溢れています。街中、ブルジョアばかりの状態と言えるかもしれません。
トヨタクラウンに乗る社長さんよりも、ダイハツ タントに乗るパート主婦の方がリッチという結果です。

儲かっている人を顧客にする。貧しい人の意見を聞いてもゴミになるだけ。

儲かっていない業界にいくら営業をかけても売れません。そもそも買うための銭がないのです。

では儲かっている業界はどうやって調べるのでしょうか?

Youtube動画で見つけたチャンネルに、あおば会計のタナカキミアキ先生の「キミアキ先生の起業酔話」というものがありました。

その動画の中で、『TKC経営指標(BAST)』 (Business Analyses & Statistics by TKC) を利用すると業種別に儲かっているところがわかるという内容のものがありました。

これば便利な資料です。どういう業界が儲かっているのか一覧表で見ることができます。このときからキミアキ先生の動画を見るようになりました。

実はわたくし渡辺の動画のスタイルは、このタナカキミアキ先生の方法を真似たものです。液晶テレビにパワーポイントで作ったスライドを映して解説するという全く同じやりかたをしています。

あおば会計 タナカキミアキ先生のホームページはこちら

挨拶の習慣は上司から。挨拶されるのを待っているだけではダメ。

わたくし渡辺も新入社員時代に”挨拶”で一撃された経験があります。

社会人であれば仕事に限らず日常生活を円滑にするために挨拶は欠かせません。もちろん会社内でも同じことが言えます。

しかし一部の会社の長老様は、挨拶されるのを喜びとしているところがあります。「俺は挨拶されて当然」と思っているのです。

それは社会人としてのマナーとして日常生活の挨拶とはチョット違っていて、「俺を敬いなさい」オーラが溢れています。

それ程、敬ってほしいのであれば自ら先に挨拶すべきです。一般常識のある新入社員であれば次回からは彼らから挨拶してくるでしょう。

年長者から先に挨拶されたら、さすがにヤバイと思うはずです。それを思わないような鈍感な社員は採用する方に責任があります。