日別アーカイブ: 2014年6月10日

お前いつも電話をとるな。暇なのか?

電話シリーズが続きます。

わたくし渡辺は、新入社員時代に電話を取りまくりました。社内に電話を取る達人レベルの女子社員が何人もいたので、空振りしてしまうことも多かったです。 

当時の会社の電話はベルが鳴る前に外線のランプが先に点灯するのですが、その段階ですでに電話をとる人たちです。まったくもって驚きです。 もちろん、女子社員は事務仕事をしながら電話をとっているので、いつも臨戦態勢で電話の外線ランプを監視しているのでしょう。

電話をとる機会が多いと、自然と見ず知らずの電話の相手とも親しくなれます。 最初にいいことがあったのは、浜松営業所のO所長と親しくなれて、営業所へ呼んでいただき鰻をごちそうになりました。 そのとき後々、いろいろとお世話になる浜松営業所のSさんと初めて対面しました。 長い付き合いになるきっかけがこれでした。 どんなことでもチャンスに繋がります。

見ず知らずの人でも電話での接触時間が長いと親しくなれます。 ネットショップでも滞在時間が長いと購入に繋がる場合があります。
思わずショップの内容を読んでしまうようなネットショップであれば、繁盛するでしょう。 ここでは偶然見つけた名刺屋さんを紹介しております。 名刺屋さんと言っても名刺印刷が専業ではなく、デザイナーさんですね。 はたらく名刺というホームページを思わず全部読んでしまいました。 ご商売がお上手だと感心いたしました。

【はたらく名刺/美写紋堂】様ホームページはこちら

電話を取らないバカ。

わたくし渡辺は、基本的に新入社員がお客様の電話を取ることは反対の考えです。 電話はお客様とのファーストコンタクトです。商品知識も接客も十分に理解していない新入社員に任せるには無理があります。 経験を積ませるつもりで新入社員に電話をとらせるのでしょうが、お客様はそんなに暇ではありません。 ここを誤解している企業が多すぎです。

毎年、春になると新入社員が電話に出るので、仕事の話が前に進みません。 結局、伝言ゲームみたいな対応につき合わされてしまいます。

わたくし渡辺も、新入社員時代は諸先輩方からの命令で電話を取りまくりました。 もっとも他にやる仕事がなかったということもありますが、電話でしか話したことがない相手と非常に親しくなったりできました。

大学を卒業して最初に入った会社では、女子社員がものすごく優秀で電話を1コールで取るひとたちばかりでした。会社というのはこんなにレベルが高いものか?と不安になりましたが、男性社員の仕事ぶりをみてその落差に驚いたものです。女子社員が優秀すぎ。

目の前の電話が鳴っていても出ない先輩を多く見てきました。なぜでないのか?プライドが高すぎてでないのか?わたしにはわかりませんでした。今でも目の前の電話が鳴っていても電話に出ない人の神経がわかりません。

電話で話すだけでも接触時間が長いと親しくなれることは、ネットショップの運営にも役立ちます。 ショップの説明を隅々まで熟読していただけるお客様であれば、必ずそのショップの顧客になっていただけると思います。

ほとんどの商品は、それまで売れていた商品の改良版。

画期的な新商品というものに期待していませんか? すごい新製品があれば売り上げがグングン伸びると思ってしまいます。

しかし画期的な新商品などは滅多なことでは世に出ません。わたしも動画を作る際に新製品といえるものを考えてみましたが、グーグルグラスとセグウェイくらいしか思い浮かばなかったです。

新商品、新製品のほとんどは旧製品の改良版ですよね。自動車でもガソリン自動車にモーターを付けたらハイブリッド車になるようなものです。フィルムカメラ時代からの一眼レフにCCDを取り付けたらデジタル一眼レフの出来上がりです。

昔から販売されているものを少しだけ改良することで、ものすごく目新しい商品に映ることがあります。世の中、そんな製品ばっかりです。

醤油も入れ物を変えれば新鮮に映るし、液体を粉末にすれば新たな用途が広がるし、容器を工夫すればテレビで取り上げてもらえる商品になります。

人にプレゼントするのにユニクロ、楽天はありえない。

ユニクロの服を愛用しております渡辺です。安いし品質もそこそこ良いのでお買い得だとおもいます。チョット、色落ちが早いかな?って感じます。ユニクロさんの更なる品質改善に期待したいところです。

楽天もよく利用させていただいております。主にリネンサプライ品の購入が多いですね。リネンサプライ品なんて言うとカッコいいですが、早い話がベッドのシーツです。ものは言い様です。

この飛ぶ鳥を落とす勢いのあるユニクロさんと楽天さんですが、贈答品をこちらのお店で買おうとは思いません。恐らく貰っても嬉しくない。

わたしがユニクロの製品を誕生日プレゼントなどで貰ったら、まぁ、一応の感謝はしますが贈り主のセンスを疑いますね。同じことが楽天にも言えます。個人で使うものであれば楽天での購入は”有り”でしょうが、贈答品を楽天で選ぶことはないですね。贈答品なら、百貨店のオンラインショップを使うと思います。いや、間違いなく百貨店で買います。微妙なところはAmazonです。ギフトラッピングなんか選択できるような仕様ですが、Amazonで買って喜んでもらえるか?ギリギリのところですね。

昔、甥っ子姪っ子に電子辞書をAmazonから直送でプレゼントしたことがあります。今思えば、うぅーーーーんーーーー。やっぱりAmazonも選ばないかな。

ユニクロと楽天に共通するのは、贈答品に使えるブランドでは無いということです。未来永劫そのようなブランドにはならないと思います。