日別アーカイブ: 2014年6月3日

できることだけをやればいい。

できないことを頑張ってやっている人が多すぎです。できないことはどんなことがあってもできません。

苦手克服も時間の無駄です。そんな時間があるのなら得意の分野を伸ばしましょう。時間は待ってはくれません。

高い目標を掲げることは立派ですが、実行できなければ意味はありません。高い目標も細かく細分化していくと決して越えられない壁ではありません。ハードルと言った方が分かりやすかもしれません。

高い目標の中身を、できることに分解するとハードルは低くなります。

余分なものを取り去るのは大変。

余分なものを持っていますか? 身体の余分な脂肪も取り去るのは難しいです。素の状態のモノをカスタマイズする方が簡単です。

あとは付け加えていくだけですから。知識や経験も重要な武器にもなりますが、それも時と場合によっては余分なモノとなります。

相変わらず新卒採用が盛んです。それは前の会社での余分な知識や経験をもっていない学卒者を会社のカラーに簡単に染めることができるからです。

生半可な社会経験があることで採用されないこともありえます。しかし新卒の時に一度しか正社員としての就職チャンスが無いのは日本のシステムとしておかしいと思います。転職に成功できるのは一握りの人だけです。多くは転職に失敗するか、転職もままなりません。

多くの商売の間違いは、10人中9人が好むものを売ろうと考えること。

みんなが好むものを取り扱うと価格競争が発生します。商売としては10人中9人が好むものを揃える方が簡単だからです。

本屋さんに並んでいるマーケティングの本は、10人中9人に売るためのノウハウ集です。

10人中1人だけが好むものを取り扱うと、高額でも販売チャンスが生まれます。

消費者はその道の専門家から買いたいとおもっている。

百貨店が苦境の時代です。百貨店の”のれん”の価値が低くなったというよりも、欲しいモノが明確になっただけだと思います。

欲しいモノは百貨店では売っていなくて、専門店しか売っていないものが多いです。また顧客も専門店で買うことを望んでいます。

ブランド物を販売しているショップでも、百貨店のテナントとして入るより独自に路面店を出すのはそのためでしょう。

ネットショップは狭く深い品揃えが望まれる専門性の高い業態です。