日別アーカイブ: 2014年6月16日

モノは言いよう。無料特典という言葉を止める。

通販ではつきものの”無料特典品”。「〇〇を無料でお付けします。」だけでは、お客様へ特典品の価値が伝わりません。

具体的な価値を示す必要があります。 エニスルでもスキャナの在庫が切れたときに予約販売します。

その際、予約販売していただけたお客様には「スキャナガラス用クロス(1080円相当品)をご予約特典としてお付けいたします。」と告知しております。

単にスキャナガラス用クロスをプレゼントでは価値は伝わりにくいと思います。

値段を安く売る場合は安さの秘密の裏付けが必要。

通信販売の得意技となってしまった”わけあり品”。 なんでもかんでも”わけあり品”で低価格で販売しています。

それと同じくアウトレットモールでの販売も似たようなものです。 本来、アウトレットになるものは不揃い品、キズモノ、過剰在庫品などですが、本店よりも大きなアウトレットモールの棚を埋めるだけのキズモノ商品が発生するのでしょうか。

アウトレットモール専用に企画開発された商品を販売しているのが大半だと思います。 つまり最初から安物ってことです。 アウトレットでもなんでもありません。

このような売り方をするとお客様の信用を無くすと思うのですが、アウトレットモールの繁盛ぶりは目を見張るばかりです。

難しいことをやろうとしても絶対に長続きしない。

誰でもできることだけれど、誰もバカにしてやらないことに商売のヒントがあるように思います。

”おはぎ”と”味噌汁”を例にして解説しておりますが、日本人なら作れて当たり前のモノだと思います。(わたしは、おはぎはチョット無理かな)

作り方を知っているけど買ってきた方がいいと思ってもらえるものが商売にできるかもしれません。

難しいことは長続きしません。途中で挫折するか頓挫するのがほとんどです。これも自分の経験上、理解しています。

簡単な事でもずっと続けていくことができるものがビジネスになるものだと思います。

昨日と今日との違いを知らしめる。

小学校の時、理科の観察日誌とかつけたことありますよね。 あの観察日誌をつける目的って、いったい何なのかということを自分なりに考えてみました。

つまり昨日と今日との違いを見つけろという意味じゃないでしょうか。変化しているところを見つける。それに役立っていると思います。

同じように見えても昨日と今日は違うということです。 少しづつ変化していくとライバルにも悟られません。一度に大きく変化すると身が持ちません。失敗します。

やってる仕事はずっと同じでも構いませんが、やり方は徐々に変化させていくべきでしょう。

言い方を変える。買うという言葉ではなく投資するという言葉に置き換える。

言い方を変えるだけで受け取り側の印象はずいぶんと変わります。

買うも投資するも同じ行動なのですが、買う=消費する、投資=利益を得るように感じます。

あまりいい例ではありませんが、投資型マンションなんか典型的ですよね。 投資といっても単に安物のワンルームマンションを販売しているにすぎないのですが、「ワンルームマンションを買いませんか?」と言うよりも、売りやすいと思います。

「自分へのご褒美」も自分自身に消費を納得させる言葉ですよね。 そのご褒美とは必需品でないものがほとんどです。