月別アーカイブ: 2014年6月

最初に簡単なものを買っていただく。

情報商材屋さんの売り方でも参考になることがあります。

彼らは最初に無料の資料を顧客となるべき人たちに与えます。無料レポートのダウンロードなどがそれです。

無料レポートを受け取った人は、その情報商材屋さんに対してのアレルギーが極端に減ります。

無料のものでも受け取ってくれれば、本当に販売したい商品を売るハードルはぐっと低くなります。

初めてのショップで高額な商品の購入は抵抗感があります。まず最初に価格の安いモノや無料のものを受け取ってもらいましょう。

一度でも受け取ってもらえたらリピート購入していただくことは比較的簡単です。

問題は深さではなく、壁の高さ。

悩みが深いといいますが、悩みが高いとはいいません。深い悩みは案外簡単な解決方法があります。深い穴を想像してください。それが悩みです。そこに橋を架けることができれば解決です。橋を架けれなければ、深い穴を回り込んで進みましょう。

問題となるのは壁の高さです。問題は壁で表されます。非常に高い壁も飛び越えることができるくらいに低くしていけばクリアできます。

高い目標を掲げることは立派ですが、自分にできることしかできません。できないことを目標にするのはバカです。できることから手をつけていくことが大切です。

選択肢を選ぶことが大切。

自由であるかどうかは、選択肢を選ぶことができるかどうかにかかっています。食べてばかりいる人は食べないという選択肢が無いので肥満になります。

退路を断って突き進むってことを聞くことがあります。退路を断つ必要はありません。後戻りすることも全然構わないと思います。

意外と知られていないのは”横へ移動する”という方法です。多くの人は前進か後退のどちらかしか選びません。立ち位置は同じでちょっと横へずれると違った世界が見えます。

限定品という言葉に弱い。

限定品をインターネットで検索したら230万件もありました。世の中、限定品ばかりです。

限定品という言葉には、一種のプレミア感と値引きを受け付けない感があります。

中身は同じでもパッケージだけを変えれば即席で限定品の出来上がりです。

シリアル番号を入れるだけでも限定品をつくることができます。ヤフオクなどではゾロ目番号の紙幣が販売されています。紙幣もシリアル番号がはいっているので限定品といえば限定品になるのでしょう。

できることだけをやればいい。

できないことを頑張ってやっている人が多すぎです。できないことはどんなことがあってもできません。

苦手克服も時間の無駄です。そんな時間があるのなら得意の分野を伸ばしましょう。時間は待ってはくれません。

高い目標を掲げることは立派ですが、実行できなければ意味はありません。高い目標も細かく細分化していくと決して越えられない壁ではありません。ハードルと言った方が分かりやすかもしれません。

高い目標の中身を、できることに分解するとハードルは低くなります。

余分なものを取り去るのは大変。

余分なものを持っていますか? 身体の余分な脂肪も取り去るのは難しいです。素の状態のモノをカスタマイズする方が簡単です。

あとは付け加えていくだけですから。知識や経験も重要な武器にもなりますが、それも時と場合によっては余分なモノとなります。

相変わらず新卒採用が盛んです。それは前の会社での余分な知識や経験をもっていない学卒者を会社のカラーに簡単に染めることができるからです。

生半可な社会経験があることで採用されないこともありえます。しかし新卒の時に一度しか正社員としての就職チャンスが無いのは日本のシステムとしておかしいと思います。転職に成功できるのは一握りの人だけです。多くは転職に失敗するか、転職もままなりません。

多くの商売の間違いは、10人中9人が好むものを売ろうと考えること。

みんなが好むものを取り扱うと価格競争が発生します。商売としては10人中9人が好むものを揃える方が簡単だからです。

本屋さんに並んでいるマーケティングの本は、10人中9人に売るためのノウハウ集です。

10人中1人だけが好むものを取り扱うと、高額でも販売チャンスが生まれます。

消費者はその道の専門家から買いたいとおもっている。

百貨店が苦境の時代です。百貨店の”のれん”の価値が低くなったというよりも、欲しいモノが明確になっただけだと思います。

欲しいモノは百貨店では売っていなくて、専門店しか売っていないものが多いです。また顧客も専門店で買うことを望んでいます。

ブランド物を販売しているショップでも、百貨店のテナントとして入るより独自に路面店を出すのはそのためでしょう。

ネットショップは狭く深い品揃えが望まれる専門性の高い業態です。

仮契約というものはない。

騙されてはいけません。契約に”仮契約”も”本契約”もありません。すべて契約はサイン捺印した時に成立しています。

仮契約というと、一応契約するかもって雰囲気を醸し出していますが、そもそも仮契約という言葉は存在しません。

双方が合意した内容であれば契約書の紙自体も不要なのです。もっとも契約を行う上で書面でのやりとりは欠かせませんが。

そのため紙切れの端っこを破いて書いたものでも契約書として成り立ちます。「契約書」という文言も不要です。その書面の内容が契約を結ぶものであれば、どんな書式でも契約書となってしまいます。

手間がかかる商売は、大手が入ってこない。

大企業は大量生産大量販売しかできません。細かく戦うことはできないのです。

全国区のケーキ屋さんや和菓子屋さんはありません。 一部、フランチャイズみたいなのはありますが実質無いも同然です。不二家くらいかな?

手作りの商品を扱うと大手企業は参入してきません。面倒臭いからです。和菓子屋さんのチェーン店やフランチャイズがないのもそのためです。 おはぎの丹波屋が全国区展開していましたが、お店がすぐに閉店したりして安定感がありません。

全国共通の味っていうものは和菓子では無理なのでしょう。地方ごとに特色のある和菓子が存在します。

和菓子の全国区というと伊勢名物「赤福」くらいでしょうか?伊勢は昔からの修学旅行先でもあったので、全国に名前が知られています。

伊勢が修学旅行先になったのは、太平洋戦争のときにどうしても修学旅行を実施したい当時の文部省が知恵を絞って考えたのが「必勝祈願」だからだそうです。軍政府も必勝祈願のためでは反対ができなかったと思われます。