作成者別アーカイブ: 渡辺 幸男

難しいことをやろうとしても絶対に長続きしない。

誰でもできることだけれど、誰もバカにしてやらないことに商売のヒントがあるように思います。

”おはぎ”と”味噌汁”を例にして解説しておりますが、日本人なら作れて当たり前のモノだと思います。(わたしは、おはぎはチョット無理かな)

作り方を知っているけど買ってきた方がいいと思ってもらえるものが商売にできるかもしれません。

難しいことは長続きしません。途中で挫折するか頓挫するのがほとんどです。これも自分の経験上、理解しています。

簡単な事でもずっと続けていくことができるものがビジネスになるものだと思います。

昨日と今日との違いを知らしめる。

小学校の時、理科の観察日誌とかつけたことありますよね。 あの観察日誌をつける目的って、いったい何なのかということを自分なりに考えてみました。

つまり昨日と今日との違いを見つけろという意味じゃないでしょうか。変化しているところを見つける。それに役立っていると思います。

同じように見えても昨日と今日は違うということです。 少しづつ変化していくとライバルにも悟られません。一度に大きく変化すると身が持ちません。失敗します。

やってる仕事はずっと同じでも構いませんが、やり方は徐々に変化させていくべきでしょう。

言い方を変える。買うという言葉ではなく投資するという言葉に置き換える。

言い方を変えるだけで受け取り側の印象はずいぶんと変わります。

買うも投資するも同じ行動なのですが、買う=消費する、投資=利益を得るように感じます。

あまりいい例ではありませんが、投資型マンションなんか典型的ですよね。 投資といっても単に安物のワンルームマンションを販売しているにすぎないのですが、「ワンルームマンションを買いませんか?」と言うよりも、売りやすいと思います。

「自分へのご褒美」も自分自身に消費を納得させる言葉ですよね。 そのご褒美とは必需品でないものがほとんどです。

文字は手書きがいい。活字の文字はすでにスタンダード。

字が上手な人は得をします。 わたしが思うサラリーマンの必殺技は3つです。 字が上手い、文章が書ける、絵が描けるです。 あと縦列駐車を一発で決めることができればサラリーマンは十分勤まります。

ワープロが発明されて、字が上手くない人にとってはとても朗報だったでしょう。 一般人が活字の文章を自分で作るってことは過去にはありませんでした。 いまでは学校の授業もパソコンを取り入れているようで、最初からパソコンを使える人が増えています。

もうワープロができます程度では特技になりません。 もの凄く速くワープロが打てるなら話は別ですが。

わたくし渡辺も幼少の頃、書道を習っておりました。 字が上手かといえば答えはNOです。 とても上手い文字とは言えません。 でも書道二段までいきました。 高校生の時にボールペンを使ってたくさんの文章を書いていたので、字が下手になってしまいました。 たぶん字が下手な原因はこれじゃないかと。

字が下手な人はワープロを使うしかありません。 ワープロって言葉も死語ですよね。 いまではマイクロソフトWordが世界標準とおもいます。 Wordは制約が多いのであまり使いません。 どちらかというとTeraPadを使うことが多いです。 エディターですね。

文字が下手な人ができるだけ手書き風の文字を書けるように、手書き風フォントをインストールすることをお勧めします。 「手書き フォント」で検索すると結構、たくさん見つかります。

商売になる、ならないは二次的なものからしかありえない。

ホームページを改装します!では、顧客をみつけることは大変です。 ホームページを作れる制作会社はたくさんあるからです。

しかし「ホームページに〇〇を入れて売上高アップ」という制作会社であれば、顧客は見つけやすいと思います。 十分商売になります。

以前の動画でもご紹介した「はたらく名刺」も同じです。 単に、名刺を作ります。定価は90000円です。だけでは顧客はいません。 顧客の仕事内容を取材して営業マンの代わりになる名刺を作成します。 定価は90000円です。だったら顧客はいます。 わたしも頼みたいくらいです。

名刺印刷だけだと価格勝負か、速く印刷しますくらいしか差別化できませんが、ホンモノの営業ツールとして使える名刺であれば名刺印刷会社と競合することなく商売が成り立ちます。

情報を教えてもらえないことは腹が立つ。

渋滞にはまってしまった時、「いったい先頭はどうなっているんだ?」と思いますよね。 事故なのか自然渋滞なのか、工事なのか理由が分かれば腹は立ちません。

情報量の不足は不満足につながります。 ネットショップでも数千、数万単位の商品を掲載しているところがありますが、商品点数が多くなると商品の説明文章が手抜きになりがちです。 酷いところは品名と型番だけが書いてあって商品写真や商品の仕様説明はありません。

サービス業じゃないんだから商品写真が無いことはありえません。 本気で販売する気もないのでしょう。
商品の情報が十分に伝わらないようなショップでの買い物は控えるべきです。 購入した後、ガッカリすることが多いはずです。

値下げはバカでもできる。1000円を500円に下げるのではなく、1000円の中身を充実させる。

同じ商材を扱っている他店の価格は気になるものです。 低価格のものだと価格が安いショップへお客様は流れてしまいます。

ある程度値段が高いものであれば、ショップの信用度というかショップが醸し出す信頼感のようなものを感じ取っていただければ、価格の安いショップの方へお客様が流れることはありません。

極論を言ってしまいますが、1円でも安く買いたいと思っている顧客は切り捨てて構わないと思います。 値段だけで買うのであれば安い店で買っていただければ結構です。

エニスルにも他店で購入したブックスキャナについてのお問合せを受けることが頻繁にあります。 ブックスキャナは決して安い買い物ではありません。 命や家族の次に大切と言えるお金を払って購入したショップに問合せをしないで、なぜエニスルに問合せをするのでしょうか。

問合せをしてくる人は、購入したショップが大して商品知識を持ち合わせていないことを最初から感じ取っていて、ブックスキャナに詳しいエニスルに問合せをしてくるのでしょう。 しかし、商品の価格というものは後々のサービスも含めての価格です。 販売価格の安いショップで購入したのであれば、そこに問合せをするのが筋です。

お客様の声もほどほどに。ホームページが胡散臭く見える。

”お客様の声”をホームページに掲載しているところがあります。 アンケートはがきのようなものを撮影した写真の直筆の筆跡がほとんど同じ場合や、文章の作り方というか伝わってくる雰囲気が同一の場合があります。 捏造だとは言い切れませんが胡散臭いです。

もっとも胡散臭いのが”お客様の顔写真”の掲載です。 商品を購入したお客様にどのようにお願いして入手した写真なのでしょうか。 一般論としてそのようなお願いはできないと思います。 わたくし渡辺は、商品ページに”お客様の顔写真”が掲載しているところは一切信用しておりません。

商品レビューでも”お客様の声”と同じく、ショップ側にとっては諸刃の剣です。とくに商品レビューの場合はテキスト文章で掲載されるので筆跡鑑定もできません。 商品レビューを書くと粗品をプレゼントしているショップもありますが、レビューの”おねだり”は、はたして行ってよいものなのか微妙です。 インターネットオークションのショップが出品している商品を落札した人のレビューにも怪しいものを見かけることがあります。

ゆうパックがお勧め。北海道、沖縄のお客様に対して輸送費用が少額ですむ。

送料無料のネットショップが増えています。 エニスルでも大部分の商品は送料無料です。

配送料金負担はネットショップの経営を苦しくさせます。 テレビ通販は送料が別途かかるところがほとんどです。 テレビ通販で有名な”ジャパネットたかた”さんも分割金利手数料はジャパネット負担なのに、配送料はしっかりと取ります。 分割金利手数料よりも配送料の方が高いのでしょう。

エニスルでは創業以来、ずっと”ゆうパック”を使っています。 幸い今までに誤配、破損、紛失が一度も発生していません。 むしろクレジットカード詐欺に遭いそうになったとき、未然に防ぐことができ郵便局には感謝しております。

たくさんの荷物を出荷するのであれば他の配送業者の方が料金的に融通が利くとおもいますが、少量の荷物ならば”ゆうパック”一択でいいと思います。沖縄、離島にも既定の地域料金で配送できるメリットは大きいです。

大企業がやらない商売をやる。粗利50%で1万円の商品を平日に4個売ればいい。

一日に4個販売できれば商売は成り立ちます。 できることならば粗利1000万円を目指したいですね。

一個1万円の商品を考えてみたところ、思い浮かんだのが”手の届く贅沢品”というやつです。 動画では”爪切り”を取り上げました。

爪切りに1万円を出すことは贅沢ですよね。 わたしは大昔に家電量販店の栄電社でもらった爪切りを使っています。 栄電社は今のエイデンです。

バッグとかだと数万、数十万、中には百万を超えるものまであります。 ネットショップという立場で考えてみると、専門性を活かした商品を品揃えして購入していただくのが成功しやすいと思います。 バッグ専門店よりも爪切り専門店の方がネットショップとしてはシックリ来るものがあります。