作成者別アーカイブ: 渡辺 幸男

メーカーのスペックが本当ではない。商品レビューを兼ねた商品紹介をする。

メーカー公称のスペック(仕様)はアテにならないものです。自動車の燃費しかり、携帯電話の電池の持続時間しかり。

スキャナもメーカーの公称する性能が発揮できないことがあります。特にスキャニング時間などは見解の相違がかなりあります。

実機を使って、商品レビュー形式での商品ページを作ることに心掛けています。メーカーからは煙たがられているかもしれません。

堂々とメーカー公称値のスキャニング速度では読み取りできません!って公言していますから。でも本当のことですからね。ある意味、わたしがスキャナを購入するお客様の人柱になっています。

Youtubeも製品紹介レビュー動画とか、製品開封動画に人気があります。人は自分で買う前に”人柱”になってくれる人を求めているようです。

カズチャンネルのカズさんの製品レビューはいつも楽しみにしております。

すべてのお客様が善人ではない。

世の中、ものすごく悪い人もほとんどいません。しかし、ものすごく善い人もいないものです。

苦情を言うことに生きがいを感じているクレーマーの人もいることでしょう。

いちいち関わっていたら身が持ちません。商売も続けていると、やってくる苦情の内容が大体わかります。

それぞれの苦情に定型の対応ができる準備をしておきましょう。クレームや苦情で悩むことがぐっと減ります。

迷ったら止める。

お客様からのお問合せの内容が「買おうか、どうしようか迷っている。」というものがあります。

そんなとき、私の返答は決まっています。「迷われているならば、必要がないわけですからお止めになられたほうがいいです。」

たぶん相手の頭の中は「!!??」状態だと思います。まさか買わない方がいいと言ってくるとは思っていないはずです。

業者相手に購入の相談をしているのだから勧めてくるに違いないって思い込みがあります。 私の返答は逆をいきます。

商売気が無いと言われればそれまでですが、迷っているのは不要なものだからです。必要なものであれば「迷わず買います」。

煽り文章はほどほどに。限定100個で新聞全面広告は変。

100個限定! 単価5000円!で、通販会社の新聞全面広告は変でしょ? それも全国紙に出している。

通販サイトも胡散臭いのがありますが、新聞広告に載っている通信版売業者も胡散臭いのがあります。

限定!とか、日本初上陸!、ご朗報です!とか煽り(あおり)文章を見かけるのは関西系の会社が多い気がします。

新聞の全国紙に全面広告載せていた通信販売会社の倒産もありました。テレビコマーシャルも派手でした。それも大阪の企業でしたね。

結局のところ、テレビコマーシャルを打っていても売れていなかったわけですね。あまりにえげつない煽り広告文章は、お店の信用を無くします。

ブログで集客をお考えの方、ネタは十分ありますか?

一時期ほどブログは盛んでなくなりましたが、相変わらず使われています。最近はFaceBookですか。

”ブログで集客”をできればいいですが、一部の有名人が書く(仕事として代金をもらって書いているorゴーストライター?)ブログに人気が集中しているだけで、一般人の書くブログには見向きもされないのが現状のようです。

一般人は3か月も続けばいい方です。多くの人はそんなにネタを持っているわけではありません。自分が知っているネタはテレビやインターネットから仕入れたものだとすれば、それはすでに他の人も知っているわけでネタにすらなりません。

そこで日本では飯の写真ばかりが載ったブログになります。飯なら朝昼晩食べるので毎日更新を決意した人にとってはお手軽な更新術です。

でも誰も他人の食べたモノなどに興味などは無いのですよ。そこを勘違いしている人が多すぎです。

ネットショッピングでは、住所の確認が不可欠。

ネットショップが増え続けています。過去に購入したことがある店であれば信頼できますが、はじめて購入する場合は不安になるものです。

まずは住所の確認です。日本では特定商取引法によりネットショップは責任者名、住所、電話番号の掲載が義務づけられています。

今回のお話は、その特定商取引法が書いてあってもそれが嘘の場合があるという例です。

中国人がすべて悪い人とは言いませんが、今回の動画にでてくる会社(?)も、どうやら中国人が絡んでいるようです。

特定商取引法が記載されているから信頼できるとは限りません。初めて使うショップであれば、電話番号や住所をググりましょう。

まともなところなら、その会社のホームページが引っかかるはずです。全然引っかからない場合は、そこで買うことは止めた方が賢明です。

お客様への対応は記録する。

お客様とのやり取りを記録されていますか? エニスルでは創業以来、お客様からの問合せ内容、それに対する回答を記録しています。

頻繁にお問合せをいただくお客様が誰なのかということも分かりますし、お問合せの内容から新たな商材、サービスが生まれることがあります。

何度でも失敗やミスをする会社ってありますが、それはきっとお客様とのやり取りを記録していないからだと思います。記録していたら、何らかの対策はできるはずです。

電話やメールでのやり取りをすべて暗記することはできませんので、エニスルでは創業以来、使用しているソフトウェアがあります。

システムワタナベ様というところが作られた顧客管理のシステムです。マイクロソフトAccessで動きます。フリーウェア版ですが非常に重宝して使わさせていただいております。わたくしも渡辺ですが、こちらの会社様とは全然関係ございませんのでご注意を。

Access Biz 顧客管理 EXフリーウェア版です。ダウンロードはこちらから。
システムワタナベ様ホームページ

サービスを理解してもらう。サービスも販売価格の一部。

価格競争はバカでもできます。価格競争になると泥沼化します。

エニスルがA3スキャナを取扱った時、おそらく世界一高い価格で販売していたと思います。

世界一高いといっても元の製品価格が安いので、高くするにも限界がありますが。

高く販売しても購入していただけました。エニスルでは取扱い説明書をすべて日本語翻訳し、オンラインヘルプも日本語版をつけました。

また海外のマイナー製品だったので初期不良は完全無償交換という保証を付けました。初めのころは初期不良が多くて困りました。

台湾の製造元であるスキャナメーカーに乗り込んで品質管理の改善を求めてから、ずいぶんと不良品は減りました。

エニスルの真似をして、同類製品を第三国から輸入して販売をするものも出てきました。しかもエニスルより安い値段で。

しかしどこも長続きしなかったみたいです。商品を仕入れて安く右から左に流すだけならだれでもできますが、電子機器にトラブルや不具合は付きものです。安売りをしていた店は商品の障害に対応できるだけの実力が無かったと思われます。

きっと検品もせずに第三国から輸入したままの状態で出荷したに違いありません。 そんなことすればトラブルってば。

カード詐欺の話。中国人に狙われた!

ネットショップを運営していると心配なのがクレジットカードの不正使用です。

エニスルも数回ほどカード詐欺未遂に遭いました。幸い商品を取り戻すことができたので被害はなかったです。詐欺野郎のところへ郵送した配送料金を損しただけです。

クレジットカードの不正使用が有ったとき、クレジットカード会社もカード会員も責任を取りません。すべて騙されたショップ側が悪いという結論になります。損失補てんはありません。

高額商品のご注文が入ったときはアクセスログを確認するようにしています。数千円のものならともかく、5万円6万円、十数万円のものを数秒でクリックして買うことは、一般常識から言ってありえないです。

エニスルではアクセスログを取っていますので、アクセスしてきた人のOSが使用している言語が分かります。ご注文時刻と中国人のアクセス時刻が一致するときは要注意です。

カードを使って買った本人と、商品の届け先住所の住人とは一致していません。 届け先住所の住人は受け取り専門の役割です。

被害未遂の一例として、郵便局から住所に記載されているところにお客様が住んでいないという電話連絡を受けたことがあります。詐欺だとはまだ思ってなくて、ご注文メールに記載の電話番号に電話しても全然無関係の会社に電話がつながりました。郵便局に荷物を返送してもらうように頼み、事なきを得ました。

アクセスログを見たら、言語:中国語の方が注文したようです。 Googleのストリートビューで見たら、何とも胡散臭いワンルームのアパートでした。

すべての中国人が悪人だとは言いませんが、エニスルが詐欺未遂被害にあったのは、すべて中国人と思われる奴です。
「中国は日本の13倍の人口がいる。だから悪人も13倍いる」とは、テレビによく出てくる中国人評論家のオヤジの弁ですが、一度被害に遭うとすべてが悪く思えてしまうものです。

商品動画の撮影。音声は別採りする。

商品動画のナレーション用に、”ボイスロイドプラス 結月ゆかり”を紹介しました。

しかし、ナレーションは自分の声で行いたいという強い信念の方に、アドバイスです。

動画のナレーションは、ビデオカメラのマイクで音声を採るのではなく、専用の音声録音機を使いましょう。

ピンマイクと音声録音機のセットです。ビデオカメラで収録した音とは段違いの高音質の音がとれます。

この作業で面倒くさいのは、動画と音声を同期させることです。これはトライ&エラーで、繰り返し繰り返し聞き直して、動画と音声がシンクロするように調整を繰り返す泥臭い作業です。

わたしが使用している機材を貼りつけておきます。 ご参考にしてください。