作成者別アーカイブ: 渡辺 幸男

価格競争は、競争ではない。

価格競争はバカでもできます。 ただ価格を下げればいいだけですから。

昔、価格.comの上位常連だった、PCサクセスさんという企業がありました。

他店に比べて1円でも安く表示することで、価格.comの表示上位を独占していました。しかし倒産しました。

価格競争は消耗戦です。できれば避けたい戦略です。

しかし、価格競争も単に価格を下げるだけの目的以外に使われることがあります。

同業者よりもチョビット価格を下げてみましょう。相手が反応して価格を下げたら、相手の企業は商品が売れていません。

わたしも同業者の価格よりもチョビット下げて価格を掲載したら、まんまと相手は引っ掛かりました。 売れてなかったんですね。東京都台東区の会社さん。

問い合わせ電話、メールには必ず名乗る。

日本は匿名文化ですね。FaceBookも実名公表じゃないとダメなようで、日本では主力SNSには成りにくいのではないかとおもっています。

お問い合わせのメールや電話をいただくことが多いのですが、ご自身の名前を名乗られる方は非常に少ないです。ほととんどいません。

そんなに個人名を秘密にしたいのでしょうか?相手は私の会社名も電話番号も名前も知っています。 でも電話をかけてきた本人は匿名を貫きます。

名乗ることで責任感、信頼感が生まれます。 匿名文化は陰湿なイメージしかないです。問い合わせ大歓迎ですから、ぜひとも名乗ってください。

売れ筋商品ばかりを揃えない。

ネットショップを運営していると、売れ筋商品と死筋商品が明確に現れます。

死筋商品はレパートリーから外したく思いますが、それは危険です。

売れ筋商品ばかりだと、主力商品が何なのかお客様には伝わりません。

4番バッターを何人も金で集めたプロ野球チームがありましたが、結局、勝てませんでした。

売れ筋商品ばかりではネットショップが発展しません。

新入社員には電話を取らせない。

5月も半ばを過ぎて新入社員も会社の仕事に慣れたころでしょうか。

いつも4月、5月にうんざりすることは、電話に新入社員が出ることです。

こちらは仕事の用件で電話をしているわけで、はっきり言って急いでいます。

そこに仕事の内容も、商品の内容も分らない新入社員がでられると迷惑します。

案外、何とも思ってなくて新入社員教育の一環と思っている企業が多いように思います。

電話はお客様とのファーストコンタクトです。そこに素人が出るとお客様は、同じことを繰り返し言わなければなりません。

どうせ新入社員では処理できないので、先輩社員に代わります。先輩社員でも手に負えないと営業担当者が帰ってから電話差し上げますということになります。

伝言ゲームをやっているわけではないので、新入社員がお客様の電話を取るのは一考を要する問題だと思います。

お客様が電話を掛けやすくなる方法。

お客様からのお問合せの電話をいただき易くする言葉があります。

見ず知らずのところへ電話をするのは勇気が必要なものです。 「切り出しの言葉は何にしようか?」とか、お客様は迷われています。

そんなときに、「チラシを見ました!とお電話ください」とか「ホームページを見ました!とお電話ください」って感じに、お客様が電話し易い環境をこちらから提供することは効果があります。

誰でも知らないところへ電話するのはためらうものです。チョットした心配りが営業に結びつきます。

自分の商売に関係のないノベルティ―商品はつけない。

販売促進の一環としてノベルティー商品や、景品粗品をつけることはよくあることです。

この時、自社製品と全然関連の無いものを選択していませんか?

例えば、生命保険に入ってくれれば抽選で「カニ」をプレゼントとか。 やってる当人達は本気でしょうが、保険とカニが結び付きません。

景品、粗品をつけるなら自社製品に関連のある物を付けましょう。

ファイル名に日付をいれる。

簡単なことなのですが、ファイル名に作成日付をいれると便利です。

例えば今日なら、「エニスルオンラインショップの現状と未来(140514).docx」って感じです。

(140514)の部分が2014年5月14日を表しています。Windowsのエキスプローラーなどの更新日付は、ファイル内容をちょっとでも改変すると最新の日付になってしまいます。オリジナルを作成したときの日付が知りたいときは不便です。

わたしが作るファイル名にはすべて作成日を入れています。

お客様は誰なのかを知る。日本人のお客様相手に英語のホームページ文章はおかしい。

多いですよね。About Contact Serviceって、書かれているホームページ。かっこいいつもりなのでしょうか。

英語圏の外国人を相手に商売をしているのでしょうか? 日本で日本人相手に商売をするのであれば分かりやすいホームページが一番です。

堂々と日本語で表記しましょう。それがお客様サービスというものです。

英語を使えばかっこいいという風潮はどうにかならないものでしょうか。

会員登録は煩わしい。会員登録しなくても販売できる仕組みをつくる。

ネットショップを運営しているとお客様の囲い込みってことを考えます。 ネットショップに限らず実店舗でのお客様の囲い込みも販売促進活動の一環として行われています。

しかし会員登録とかユーザー登録って、面倒臭いですよね。 めったに利用しないのにユーザー登録してもID、パスワードともに忘れていることが多いです。 わたくし渡辺もよく忘れます。

お中元、お歳暮のシーズンになるとデパートの通販サイトを利用します。 そこでは2通りの店舗形態があります。 会員登録しないと購入できない店舗と会員登録なしで購入できる店舗です。 もちろん私は会員登録なしの店舗を選びます。

ネットショップに限らず、顧客の囲い込みって意味があるのか?と思うこの頃です。 スーパーじゃあるまいし、そんなに頻繁に購入していただけませんって。

初回営業訪問した後は、はがきを書く。

初回訪問に成功したら、ぜひ御礼のハガキを書きましょう。 しかも手書きで。 手書きのハガキはインパクトがあります。

難しく考える必要はないです。ハガキと同じ大きさの紙を用意して、半分に折り上部にお客様のご住所、下部にお客様との商談内容を書けばいいです。 カーボン紙を紙とハガキの間に挟んで書けばお客様の住所と商談内容が同時に管理できます。 これってすでに日報になってます。

ハガキの表面は半分広告文を入れることができます。カラープリンタやスキャナが簡単に使える時代です。ご自身でオリジナルの御礼ハガキを作られたらいかがですか?

ハガキを書くという簡単なことで後の商談に大きな差となって表れる場合があります。 たかがハガキ1枚。されどハガキ1枚です。