インターネットは、問題解決の手段。

「ググる」(googling )は、すでに動詞としてつかわれています。インターネットの利用目的のほとんどは暇つぶしでしょう。

それ以外なら調べものですね。まさに「ググる」ことで回答を得ます。Q&A方式のサイトも流行っていますが、回答がいい加減なものだったり、明らかに間違っていることがあります。 もっとも困るのは「ググった」時に、このQ&A方式のサイトが上位に表示されることです。

ヤ〇ー知恵袋とか○Kwaveとかがそれです。 とくに○Kwaveなどは多数のポータルサイトと提携しているようで、同じ質問同じ回答のページが複数にわたって表示されます。困ったものです。

インターネットは悩み事の解決手段であるならば、その解決手段を提供するのが商売に結びつきます。

口コミは横にしか広がらない。

LINEが流行っています。少し前まではmixiが流行っていましたが、すっかり過疎ってしまいました。LINEも、うかうかしていると”明日は我が身”でSNS王座を明け渡すことになるでしょう。

このSNSなんですが、仲間内の間でしか情報というか話題が共有されないものです。FaceBookが大人の利用率が高いといっても、実名を公表して交流を図ることは、日本人の性格上、まだまだ敷居が高い存在だと思います。

広告宣伝で有効なのが口コミですが、SNSが流行っているからといって無闇やたらにSNSを開始するのは考えものです。

会社命令で始めたSNSなど担当する社員にヤル気がなければ過疎ってしまいます。それに口コミ広告は仲間内でしか広がりません。

年齢、学歴、性別、年収などの要素を越えて広がることはないです。

商品数が少なくても勝つ方法。

ネットショップに限らずリアル店舗でも頭を悩ますのが在庫の問題です。 仕入れの資金も必要ですし、なにより在庫を保管するスペースを確保することが必要になってきます。いわゆる倉庫ですね。

経営が順調にいっているときは、倉庫の家賃分は難なく支払えるのですが、いったん売れ行きが悪くなると苦しくなるのが倉庫に使う家賃。

できるだけ商品点数を絞って商売する方法もあります。 売れ筋商品ばかりを集めるのではなく、平均点以上の商品を持つだけでいいです。

他の商品は平均点程度で十分です。それだけで平均点以上の商品は目立ちます。

必需品を取り扱っている会社は多い。

生活必需品を取り扱っている会社は大企業が多いです。そのぶんライバルの数も多いわけです。

日用品の洗剤や冷凍食品や飲料などはライバルだらけです。食品メーカーの新製品を出すスピードは恐ろしく速いです。

定番商品として長年売れ続ける商品を作り出すことは難しいものです。ほとんどがハズレの商品で終わってしまいます。

生活に関わりがない会社はライバルが少ないです。 生活に関わりが少ない分、需要も知れていますが大企業の真似をする必要はありません。

商売するならライバルが少ない方がよく目立ちます。

物撮りブースを組み立ててみた。

ネットショップをやっていると、必ず発生する業務が商品写真の”物撮り”です。

物撮り用のブースボックスを多数見かけますが、みなさんご使用されていますか?

今回は、わたしが持っている物撮り用のブースボックスを組み立ててご覧にいれます。マジックテープを使った簡単便利な組み立て式です。

内側の敷布の色は、黒/白、青/灰です。これはクロマキー(Chroma key)という手法をつかって、商品だけを浮き上がらせるためのカラーです。

クロマキーはAdobe Photoshopなどを使って物撮りブースで撮影した写真を加工するときに使用します。背景が透明になるので、商品が浮き上がるイメージの写真を作ることができます。

ホームページの出来栄えで売り上げは変わらない。

カッコいいホームページだと売れる気がします。あくまで”気”の問題です。

実際はカッコいいホームページを作っても売上に結びつかないことが多いです。それは見た目の良さを選ぶのか、それとも売る目的でページを作るのでは視点が全然違うからです。

売る目的で作ったホームページや商品ページは、常にお客様視線で考えてつくります。そのため必ずしもカッコいいとは限りません。

エニスルのホームページもお客様に代わってエニスルが製品を使用してみて、その使用レビューと実験した数値を載せております。ハッキリ言ってダサいページばかりです。

迷ったときは自分がリスクを負う。

わたくしが常々申しておりますことに「迷ったら止める」という言葉があります。 ”迷い”は必要が無いから生じるのであって、必要であれば迷うことなどありません。と言ってみても、どうしようもないことが起こるのが世の中です。

例えば、高額商品の予約販売でお客様にキャンセルされる可能性が少なからずある場合などがそれです。

通信販売はキャンセルや返品は受け付ける必要はありません。しかしそれは法的な原則の話であって商売上、未使用品に限り返品可としているお店が大半だと思います。エニスルも同じです。

キャンセルのリスクがある商品で、事前に多額の金額を仕入れ費用として必要なときはリスクを自分自身で引き受けるべきです。

もしそれができないようであれば、キャンセルリスクの予想される商品は取り扱わないことです。

市場があればキャンセルされた商品でも再販売が可能です。 同類の商品を購入したお客様へメルマガでも書いて広告してみると売れるかもしれません。 そんなことをしたくない!と言うのであれば、ご注文をお断りすべきです。

社名は大切。やたらと長い社名や意味不明な社名は避ける。

起業して最初に悩むのが社名をどうするか?ということです。 最初から決めている人ってどれくらいいるのでしょうか?

わたくしは「エニスル」という屋号をホームページを作った日に決めました。 自分で付けた屋号ですが、シックリくるまでには大体4~5年かかりますね。

英文字表記で会社名の登記ができるようになってから、英文字表記の会社名も増えました。日本で日本人を相手に商売をしているような企業が英文字表記の社名ってどうなんでしょうね。

あと、やたらと長い社名も困りものです。それもカタカナ表記の社名だと、いったい何屋さんなのかわからないことが多いです。

今回はエニスルの社名をつけるまでの経緯をお伝えします。 新たに起業される方の参考になれば幸いです。

手間をかけるとタダのものでも商品になる。

    今回のネタを作るさいに見つけた「空気の缶詰」には驚きました。 いや、空気の缶詰があるのは知っていたのですが、それが40年以上も前に発明した人がいたということに驚きでした。

    商品にするには、誰かが手間をかけて流通にのせるところまで持ってこないといけません。

    タダのものでも一手間をかけて価値が出て、二手間をかけて商品になります。 かき氷、リサイクル店、空気の缶詰を題材にしましたが、漁業でも同じようなものです。 ボラなどが大量発生したりしますが、あれも誰かが手間をかけて流通手段に乗っけないと商品になりません。ただの魚の群れです。

解像度は300dpiで十分です。

解像度は高いほど偉い! 解像度は高いほどキレイ!って、信じられています。

スキャナの解像度にはハードウェアとしての性能の解像度と、スキャニングするための実用解像度があります。

ハードウェアの性能の解像度は、部品の性能値です。最大スキャナ解像度1200dpiは、ハードウェアとしての限界性能で、スキャニングするための実用解像度ではありません。

100dpiよりも300dpiの方がキレイですが、300dpiと600dpiでは差が感じられません。無闇にデータ量が増えるだけで、パソコンがフリーズしたりスキャニングに時間がかかるばかりで、高解像度は良いことがあまりありません。

印刷会社の印刷機も高精細を再現できる機器以外は300dpi前後の解像度しか再現できません。実用的な解像度でスキャニングした方が速くてデータ量も少ないです。