ローカル線の廃線の時にたくさんの人が集まります。 そんな風景をテレビのニュースで見るたびに「なぜ日頃から利用してあげないんだ?」という気分にさせられます。 列車のダイヤ廃止も同じようなものですね。 カメラを持ったたくさんの人が集まります。
日本は”さよなら”の文化ですね。 新たに生まれてくる文化には案外冷たいものがあります。 どちらかというと批判的な意見が多い気がします。 消えゆくものに対しては寛大ですね。 一般庶民の目から見ると極悪非道のような政治家や財界人でも訃報が流れると故人を偲ぶ特集が組まれたりして賛美されます。
お店の閉店セールも似たようなものです。 閉店するといっても次の日にはちゃんと店を開けています。 そりゃ毎日シャッターを閉めて閉店するから閉店セールと言えなくもないですが、近隣住民は騙せない方法です。 名古屋では紳士服販売をしている「H商店」が閉店商法で有名でした。 毎週と言っていいくらい「閉店セール」の新聞折り込みチラシが入っていました。 もちろん「H商店」は今でもお店は開いています。