作成者別アーカイブ: 渡辺 幸男

消えていったもので時代の流れが分かる。

レコード、カセットテープ、MDと音楽を聞くためのツールのこれらはすでに消えてしまいました。

これからの商売や商材を検討するには、今流行っているものを見るのではなく消えていったものを見ると時代の流れが読めます。

これは経営コンサルタントをされている宋文洲さんのメルマガの中にも書かれていたことです。

消えていったものは一生懸命に努力して作ってきたものですが、時代と共に使われなくなっていきました。

MDなんか、ついこの間できたような機器なのに、すでにiPodやiPhoneのシリコンプレーヤーに置き換えられました。

お気軽にお問合せください。お気軽にお問合せしたらチンプンカンプン。

よく使われる文言です。「お気軽にお問合せください。」

お気軽に問い合わせて、まともな返答をもらったことがほとんどないです。

気づくのは、圧倒的な商品知識の不足。問い合わせてくださいっていうからには、それなりの実力を持ってほしいものです。

家電量販店しかり、自動車用品販売店しかり、郵便局しかり。

お客様からの質問内容などは、Q&A方式である程度の回答はできるように準備したいものです。そのためには日頃からのお問合せ内容の蓄積が欠かせません。

相手の記憶に残ることが重要。

お得意先に出向くときに菓子折りをもっていくことがあります。 菓子折りの箱って、どこのメーカーの製品も大きいですよね。

3000円も払えば、A3サイズくらいの箱になります。 菓子折りを持っていくのも、お得意先に記憶してもらうためです。

手ぶらで出向くより菓子折りをもって行った方が記憶に残るでしょうし、菓子折りもでかい箱の方が記憶に残ります。

相手の記憶に残る方法は、ネットショップ経営でも使えます。ものすごく大きなロゴだとか、ものすごく大きなバナーを付けることを得意としている大手ショッピングモールがあります。 目がチカチカしてすごく見苦しいのですが、記憶には残ります。

ビールもビール券よりは、瓶ビール1ダースの方が相手の記憶に残ります。 瓶ビール1ダースもらったら後始末に困りますから更に記憶に残りますよね。

得意な分野を伸ばす、苦手なものはそのままでいい。

苦手なものに時間を使うことはバカバカしいことです。 学生時代はよく”苦手科目克服!”とか、得意でない科目を一生懸命に勉強したりしたものですが、あまり効果はありませんでした。

苦手なものはそこそこできればOKです。 それよりも得意な分野にマンパワーや資金を注ぎましょう。得意でないものは外注した方が早い場合があります。 なにもすべて自分自身でこなす必要はないのです。

外見で判断される。パッケージを見せる。

外見が重要なことがあります。 最近のソフトウェアはダウンロード販売が増えています。ダウンロード販売だと実態としての形がありません。

すべてパソコン内で完結してしまいます。 マイクロソフトOffice2013を購入したときもインターネットからダウンロードして、プロダクトキーを入力すると正規品として利用できるしくみです。 昔はDVDが入っていたパッケージで販売されていました。

いまでもOffice2013のパッケージ版はあるのですが、それは箱だけでDVDのディスクは入っていません。プロダクトキーが記載された紙が入っているだけです。

人は実態の無いものにお金を払うことに抵抗があるようです。マイクロソフトの例のほかに情報商材屋さんも、ダウンロードする商材がいかにもパッケージに入っているような雰囲気を醸し出しているページを作っています。

高額な商品になるほど、パッケージは重要なものになると思います。ブランド物の手提げ紙袋なども、高額商品に見合う包装を見せつけるための手段でしょう。

計画表は締切期限。

計画表作っていますか? 子どもの頃の計画表といえば夏休みの計画表があります。宿題をいっきに片付けるタイプでしたか?それとも毎日コツコツ派でしたか?

会社でも計画表を作っているところがありますが、締切期限いっぱいまでフルに使った計画表を見ることがあります。

計画が必ずうまくいくとは限りません。途中で何度もやり直したりする必要がでてきます。それが普通だと思います。

計画は前倒しで取り組むのが鉄則です。時間に余裕があれば引き返すこともやり直すこともできます。

最悪を避ける。

一番いいものを選びたいのは世の常ですが、選択したものがガッカリだったことは多いものです。

一番いいものと思ってみても、あとから考えると別の選択肢もあったのではないか?と、ますます自己嫌悪にはまってしまいます。

そんなときは、一番避けたいものを除いて選べば楽です。 一番気に入らないものを除いての選択ですから大きくハズレることはないです。

もしかしたら一番いいものっていうのは幻なのかもしれません。

ピンチはピンチ。

昔、「マネーの虎」というテレビ番組がありました。 起業を目指す人が出資者になるかもしれない現職社長の前でプレゼンして、社長たちを納得させることができれば出資を受けられるというものでした。

そしてその番組に出演していた社長達の経営する会社がその後どうなったかというと、破産倒産や他業種に転換など波乱万丈な人生を送られているようです。

ピンチはピンチとは、ラーメン店「なんでんかんでん」の川原社長がテレビで言っていた言葉です。川原社長も「マネーの虎」の出演者でした。流行っていたラーメン店も左前になったそうです。

ピンチはチャンスとは昔から言われていますが、現実問題としてピンチはピンチ。ピンチはサッサと片付けないと取り返しのつかないことになります。

チャンスの神様は前髪しかない。

チャンスの神様は前髪しかない。だから神様が通過する時に前方から髪の毛をつかまないとチャンスは掴めないという諺です。

しかし、この話には続きがあってチャンスの神様は団体で通るってことです。一人目のチャンスの神様を逃がしても、二人目、三人目のチャンスの神様をつかまえることができるわけです。

そのためには、常にアンテナを張り巡らしていないとチャンスの神様が通りすぎる瞬間を見逃してしまいます。

パソコンが壊れた。ハードウェアの品質が下がっている。

業務に使用しているノートパソコンが壊れてしまいました。致命的な故障ではなく「Alt」キーが剥がれる症状です。

このパソコンは購入したときにすでにHDDが故障していてまともに動かなかったです。

実は新品購入時に最初から故障していたのは、これで2回連続なんです。 前回購入したノートパソコンも購入早々メーカで修理を行いました。

パソコンの価格もここ10年間で随分と安くなってきました。性能は遥かに高くなっていますが、販売価格は安くなっています。

価格を安くすると、どうしても品質管理に限界がでるのでしょうか。いまの時代は5万円台で高性能ノートパソコンが購入できる時代です。

ある程度の初期不良品が発生することを見越して、そこそこの品質で作られているのかもしれません。