ブックスキャナの使い方で多いのが、本一冊を丸ごとスキャニングする方法です。
これって日本のお客様特有の使い方です。 もともと本一冊をすべてスキャニングするには、ブックスキャナは向きません。
破壊することができない本の内容の一部をスキャニングするのが目的で設計されています。
OpticBook4800 OpticBook A300ともに、ブックパビリオンというスキャニングソフトで動いています。
ほとんどのお客様がPDF変換した画像をご希望です。 もちろんブックパビリオンにはPDFユーティリティモードがついています。
このPDFユーティリティモードは、スキャニングした画像を一旦、すべてメモリ上に記憶するので大量ページの連続スキャニングには向きません。メモリがオーバーフローして、パソコンがフリーズすることがあります。
20ページ、30ページごとに区切ってPDF変換することをお勧めします。一番いいのは画像をすべてJPEGかTIFFでスキャニングしてから、Adobe Acrobatなどを使い一括でPDF変換して束ねる方法です。
スキャニングで一番面倒なのは、スキャニングした画像が足らない(スキャニング忘れ)、画像にゴミが写りこんでいるなどが発生して、再スキャニングする作業です。 元画像さえあればあとはPDFにすることは簡単です。