サービスを理解してもらう。サービスも販売価格の一部。

価格競争はバカでもできます。価格競争になると泥沼化します。

エニスルがA3スキャナを取扱った時、おそらく世界一高い価格で販売していたと思います。

世界一高いといっても元の製品価格が安いので、高くするにも限界がありますが。

高く販売しても購入していただけました。エニスルでは取扱い説明書をすべて日本語翻訳し、オンラインヘルプも日本語版をつけました。

また海外のマイナー製品だったので初期不良は完全無償交換という保証を付けました。初めのころは初期不良が多くて困りました。

台湾の製造元であるスキャナメーカーに乗り込んで品質管理の改善を求めてから、ずいぶんと不良品は減りました。

エニスルの真似をして、同類製品を第三国から輸入して販売をするものも出てきました。しかもエニスルより安い値段で。

しかしどこも長続きしなかったみたいです。商品を仕入れて安く右から左に流すだけならだれでもできますが、電子機器にトラブルや不具合は付きものです。安売りをしていた店は商品の障害に対応できるだけの実力が無かったと思われます。

きっと検品もせずに第三国から輸入したままの状態で出荷したに違いありません。 そんなことすればトラブルってば。


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