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安く作ることと、いい加減に作ることは違う。

パソコンを買いました。

今までDELLの製品を購入しつづけましたが、初期不良2回連続で引き当てまして、今回は違うメーカーを選びました。

そして選んだのが、レノボ ThinkPad E580です。

レノボといえば、マルウェアを仕込んだPCを出荷して盛大にやらかした会社なのですが、そんな会社の製品ってどうよ?というのも頭を過ぎりました。

実はThinkPadを購入するのは2回目で、前回はIBM謹製でマイクロソフトの傑作OS Windows Me搭載のものでした。

傑作OSのおかげで何度もブルー画面を見せられましたが、PCの品質は素晴らしかった記憶があります。

確かCD-RWドライブが初めて搭載されたThinkPadだったような。

今回はIBMが手放したThinkPadブランドを付けた中国メーカーのPCですが、その品質はいかがなものか。

手元に届いたPCの裏ぶたを開けて、SSDのM.2を取り付けたのですが、ここで残念なポイントが2点見つかりました。

一つはM.2を固定するネジの台座部分にあるボディにアースしている部品が、明らかに取り付け不良で曲がっていたこと。

二つ目は、ハードディスクを取り出すために「あるべき」引っ張るタグが無かったこと。

thinkpade580

M.2の固定部のネジについても、E580にM.2取り付けの記事を読むとネジが付いていたり、付いてなかったりと手元に届く前に不安になる内容をいくつか目にしていました。

私のところに届いた製品には「運良く」M.2固定用のネジが付いていましたが、ネジが付けられていないことを想定して別途ネジを購入していましたが無駄になりました。

本来あるべきネジがないということだけでも、「普通」のメーカーなら大事件だと思います。

ハードディスクを取り出すための「引っ張るタグ」は無かったのではなく、ハードディスクの下にグシャグシャになっていました。

共に裏ぶたを開けないと見えない箇所なのですが、M.2の取り付けもハードディスクの取り外しも、お客さんがやりそうな作業です。

本当に出荷時に検査しているかどうかも疑わしいですね。

やっぱり購入したパソコンはIBMの品質ではなく中国メーカーの品質でした。これは予想はしていたものの、かなりガッカリでした。

このご時世ですから、コストダウンは当然だと思いますので価格に見合う作りになるのは致し方ないですが、安く作る=いい加減に作ることではないと思います。

目に触れないところだから、いい加減に作っているのでしょう。

初期不良品を2度も掴まされたDELLの製品では、作りは安っぽいですが部品の取り付けはキッチリしていました。

同じ中国生産であるにも関わらず、これが米国メーカーと中国メーカーの品質に対する差なのでしょう。

チョットは期待していたThinkPadですが、もう二度と購入することはないですね。